先週、Singular社の2017年ROIインデックスが発表になりました。今回Tapticaは、インターナショナル・メディア・ソース部門で上位にランクインしたことをこちらに報告させていただきます。

Singular社のROIインデックスは、10億ドルのレベニューデータと1700アプリ、3億1500万のインストール、これらの数字と不正分析を結びつけ、グローバルな1200のモバイルメディアソースを評価しました。総合ランキングでは、3つの重要なパフォーマンスの要因が考慮されています。

1. クオリティ（品質）:ROIから判断（レベニュー/コスト）
2. スケール　　　　　:広告費合計
3. アドフラウド分析　:フラウドインストール％を基にしたフラウドランク

クオリティとスケールは、メディアソースを識別する際に最も基本となる測定基準になります。しかし、Singular社は不正なトラフィックのパーセンテージを評価基準に追加し、新しいレベルの評価へと引き上げています。アドフラウドは、すべて解体し新しい方法を模索することが業界でも今重要となっています。キャンペーンのスケールとレベニューでは判断しきれない実際に残るエンゲージメントが価値判断されています。

Tapticaのランキング順位

•  非ゲームアプリAndroid 5位
•  非ゲムアプリiOS 10位
•  アメリカ総合Android 14位
•  EMEA総合Android 14位
• EMEA総合iOS 14位
• APEC総合Android 15位
• APEC総合iOS 15位
• グローバル総合Android 15位

＊EMEA（Europe, the Middle East and Africa ヨーロッパ、中東及びアフリカの略）

Singular社のCOOで創業者でもあるSusan Kuo氏によると、「SingularのROIインデックスは、業界全体のデータからインサイトを深く理解し、アプリにとって低コストでありながらレベニューの見込めるソースを探す判断基準となってきています。当社は今年さらに掘り下げて、ジャンル別・地域別のトレンドをガイダンス提供できたらと思っています。」

また、こちらのインデックスからプラットフォーム、地域、オペレーティングシステム等の最新のトレンドをブレークダウンしてみました。

• Twitter社は、非ゲームアプリAndroid・iOSの両OSでROIランキング2位。
• Apple社のSearch Adsは、iOSのメディアソースのボリューム部門で23位から6位に上昇。
• AdWords広告は、アメリカとAPECのAndroidでトップを占めましたが、EMEAでは、Facebook広告の方が強い。
• iOSはゲームに強く、ROIはAndroid の1.2倍になるが、AndroidのROI年間成長率は８％と高い。

さらに詳しいレポートをご覧になりたい方は、Singular ROI Indexからご覧ください。

Singular社は、マーケティング分析プラットフォームを提供しています。SingularのROIインデックスランキング2017は、iOSとAndroidを対象にし30日間のROI、コスト、レベニューデータを基にし、不正データをを活用した上でランキング付けしています。